鶴田吾郎 (tsuruta goro) |
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鶴田吾郎(1890〜1969)東京生まれ。倉田白羊の白羊洋画研究所に入り洋画を学ぶ。その後、白馬会洋画研究所に入門し、さらに太平洋画会研究所に移って中村不折に師事して油絵を学ぶ。1915年に川端龍子とともにスケッチ倶楽部を創設し、1917年に版画集『スケッチクラブ画集』(高坂栄之助摺)を出版、通信教育の講義録を担当している。
日本国内を始め中国、ロシア、ヨーロッパなどを旅行、風景画を多数制作した。1920年の帰国後、第2回の帝展に「盲目のエロシェンコ像」が入選する。これ以降、帝展、文展及び日展において活躍した。文展では審査員を務めた。
また、1926年(大正15年)頃から加藤版画店から「九十九里の漁夫」など新版画の作品を発表している。 |
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