| 蕗谷虹児 (fukiya koji) |
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| 蕗谷虹児(1898〜1979)。新潟出身。父の失職と酒癖、貧困、母の病弱という不安定な家庭環境の中で育った虹児にとって、幼くして亡くした母の面影は生涯消えることのない原風景となった。この母への追慕が、後年の女性像や抒情的表現の根幹を成している。14歳で上京し、日本画家・尾竹竹坡の内弟子として修業。日本画の基礎を身につける一方、浮世絵の模写を通じて線の美しさや平面的構成を学んだ。これらは後の挿絵や版画的表現に大きな影響を与えた。転機となったのは竹久夢二との出会いである。夢二の紹介により雑誌『少女画報』で挿絵画家としてデビューし、吉屋信子の『花物語』などの挿絵で一躍人気を得た。虹児の挿絵は、物語の情緒を静かに掬い取る抑制された表現が特徴である。派手な感情表現を避け、登場人物の内面をほのかな表情や佇まいで語らせる点に独自性がある。虹児自身はこれらの作品を「抒情画」と呼び、単なる挿絵ではなく、見る者の感情に余韻を残す絵画表現を目指した。その後も『少女画報』『少女倶楽部』『令女界』などで表紙や挿絵を多数手がけ、夢二と並び称される存在となった。 |
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蕗谷虹児の木版画/高価買取 |
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